過去の情景に思考が囚われたまま早一週間以上
無駄に疲れる悪夢のような情景をどうにか消したく
試行錯誤した挙句、お子様の頃の信条に辿り着いた。
ぼろを着てても心は錦
笑顔は人生の花
人生笑ってたもん勝ち
人生失敗したと嘆き
結婚して損したと嘆き
自分の子供を失敗作と罵り
心の穴埋めに他人様に集り
こんな私をまだ妬む
お金があって生活にゆとりなんてなくて
楽しそうにしている姿は全くなく
見れば見るほどボロボロな姿の可哀想な奴らは
こんな私すら妬ましいと言った可哀想な奴らだった。
つまり私は楽しく笑って過ごせば彼らに勝ててしまう。
私から見れば、彼らはどこまでだって幸せに過ごせるし
何だってできるのにもったいない。
そんなこんなを考えていたら
過去の情景は薄まって消えて行った。
今の自分より、お子様の頃の自分の方が心が強かったのは
忘れてしまっていた言葉の力のせいなのかもしれない。
次に備えて手帳に記しておこう。